10 YEARS AFTER

2005年1月23日
1週間ほどずれてしまいますが、
あれから10年経ってしまいました
(お?題名は10 YEARSの方がよかったかなぁ?)

あの時自分は中学2年生でした。
朝、怖くて自分の部屋から家族の寝ている場所
まで行ったこと。
しばらくして自分の部屋に行って片付けをしよう
としたら足が震えて何もできなかったこと。
その後、友達が来てくれて、涙が出そうになる程
に嬉しかったこと。
自転車で何度も水汲みや物資の配給に並んだこと。

沢山、あります。
幸か不幸か、今の自分を作ってくれた礎にもなっ
ています。
ここで来た自衛隊員に憧れて自衛隊に入隊した友
人もいます。
私の父親はここからできた借金で現在も相当苦し
んでいます。
自分はこの出来事がきっかけでコンサルタントに
なる事を考え出し、事業再生に興味を持つ様にな
りました。
(産業再生機構が街の再生にも…という考えも一
 部あります:新潟を考えると状況は似ているハズ)

建物が建ったから復興じゃない。
爪あとはまだまだ残っているし、まだまだ苦しん
でいる人も沢山いる。むしろ、破綻し出すのはこ
れからなのかもしれない。

阪神大震災にて無くなられた方、新潟中越地震に
て無くなられた多くの方々のご冥福をお祈りいた
します。
そして、本当の意味での復興が訪れる事を・・・。

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